【夏服にWIND YOU!】で限界になった話

f:id:aron30:20200620124343p:plain

ノースリ白ワンピ!?!?!?!?!?

 

序文

もう終わっちゃったな……(いつの話?)

 

というわけで西城樹里への感情が限界になった話をしていく。スクショ等で出来る限り文脈の共有に努めるが、西城樹里のコミュを履修しているとより分かりやすいと思う。

というかこんなブログ読まなくていいから任意の西城樹里コミュを見てくれ。

バッドガール・ミーツ……

f:id:aron30:20200620124343p:plain
ノースリ白ワンピ!?!?!?!?!?

(天丼)(大事なことなので2回言いました)

とりあえずイラストから見ていこう。

清楚で女の子らしい白ワンピだがかわいい雰囲気になり過ぎることもなく、全体では西城樹里らしく爽やかな印象となっている。この爽やかさでバッドガールは無理でしょ。

輝きの可能性

絵としての強さは言わずもがな、このイラストの価値はそれだけに留まらない。この白ワンピは西城樹里史において中々の重大事件なのだ。

というのも、西城樹里は今までこういった女の子らしさ全開の服をプライベートで着ることが無かったのである。

これまでの彼女にはキュートな服、可愛らしい衣装への抵抗があった。これは彼女のことをよく知らなくてもご存じだろう。

f:id:aron30:20200705233756p:plain

f:id:aron30:20200705232024p:plain*1
「自分に似合うはずがない」という恥ずかしさと諦め

 

f:id:aron30:20200707205849p:plain

f:id:aron30:20200708215509p:plain

f:id:aron30:20200708215609p:plain*2

素の自分に自信がないようにも見える。自己肯定感の低さも原因かもしれない。

彼女はこうした『諦め』によって、自らその可能性を閉ざしていた。

 

その意識に大きな変化があったのはやはり【曲がり角のランウェイ】からだろう。西城樹里のプロデュースにおけるシャニPは、様々な道を示しつつどれを選ぶかは本人に委ねるというスタンスを貫いている。このコミュではそれが更に強調されている。

f:id:aron30:20200731213306p:plain

f:id:aron30:20200708232714p:plain

f:id:aron30:20200708232736p:plain*3
このカードについても解説しだすと無限の文量になるため申し訳ないがこちらは各自で見ていただきたい。持ってない方は……その……youtubeとか……(小声)

 

丸投げするのは非常に心苦しいがここからは見た前提で話を進めていく。

可愛らしい衣装を着せられて恥ずかしがっている西城樹里のイメージが強い方も多いかもしれないが、シャニPが無理にそういった仕事をさせることはない。はず。*4

シャニPは常に樹里本人の選択を尊重し、彼女が初めから持っている可能性へ導くことに徹してきた。””信頼””じゃん……

こうした背景を踏まえると、この白ワンピのヤバさがおわかりいただけるだろう。

西城樹里にとってキュートな服、可愛らしい衣装はアイドルになって気づいた可能性の象徴であり(諸説あり)、それを自ら選んで着たということはつまり、彼女が少しずつ自分の可能性を信じられるようになっている証なのだ(諸説あり) 

希望ばっかり膨らむ今が好き

先へ進むにあたって前提知識として共有しておきたいコミュがいくつかあるのだが、これらの解説は例によって文量が無限になってしまうため各自で見ておいて欲しい。

  • 【とびっきりジンジャー】各コミュ
  • 【曲がり角のランウェイ】各コミュ
  • 【夏服にWIND YOU!】true

この3つだ。上から順に見るのが良いだろう。また、長いので薦め難いがイベント「階段の先の君へ」も名作だ。上のコミュが良かったら見るといいだろう。

持ってない方は………その…………(以下略)

 

さて、これだけ見てもらえば詳しく説明するのも野暮だろう。ここからは筆者の解釈と感情を中心に書いていく。

 

ご存じの通り、放課後クライマックスガールズは全員が学生の、『青春』がテーマのユニットである。学生といういつか卒業することを約束された時間、期間限定の『放課後』だからこそ、彼女たちは限られた時間を全身全霊で輝いている見る者全てを『青春』へ引きずり込む、そのエネルギッシュな姿に魅了された人も多いのではないか。

この刹那性、瞬間瞬間に全力な姿勢こそ、方クラを方クラたらしめている要素だろう。

 

そんな『今』にフォーカスするユニットの中でも、西城樹里は変えられない『過去』を想う描写がひと際多い。

f:id:aron30:20200731214303p:plainf:id:aron30:20200731214313p:plain

f:id:aron30:20200803144129p:plain
*5

彼女にとっての過去、特にバスケに関わるものは、辛い喪失の象徴である。しかし、同時にかつての仲間と自分を繋ぎ止める大切な思い出でもある。

シャニPはこの思い出だけでなく、喪失の痛みすらも今に繋がる糧だと言ってくれた。

f:id:aron30:20200806173200p:plain

f:id:aron30:20200806173208p:plain

f:id:aron30:20200806173211p:plain*6

過去は変えられないし、未来はわからない。

それでも、この今に繋がる過去だから誇らしく思える。この今から繋がっていく未来だから希望を持てる。これほど幸せなことがあるだろうか。

f:id:aron30:20200806195920p:plain

f:id:aron30:20200806200005p:plain*7

西城樹里がメインのコミュはこの辺りがサビだと勝手に思っている(少なくとも現時点では)。優しくて暖かくて、読み返す度に泣いてしまう。大きな喪失を抱え"”渇き"”に苛まれていた*8少女が、辛い過去や未来への不安と向き合い、もう一度前を向けるようになったと思うと……それだけ幸せな『今』があるのだと思うと…………

 

 

……着地点を見失ってしまったが、雰囲気で言いたかったことは察して欲しい。

 

蛇足:世界を革命する力を

f:id:aron30:20200807040251p:plain

283プロ顔が良い女選手権2020優勝

 

某歌劇だとか某革命だとか話題になったが個人的には革命寄りだと思う。薔薇とか。

それは置いといて、ロングヘアにミニスカ+見せスパッツと部分部分を見ればかなりかわいらしい衣装をしている。これも上に記した「可能性」に関わるものだろうか。

しかしながら全体で見ればカッコよさ強さの雰囲気が強い辺り硬派なシャニマスを感じる。贔屓目かもしれないが。

 

話は変わるが有栖川夏葉にもこういうテイストの衣装欲しい。絶対似合うもん。別に推しカプでお揃いの衣装が見たいとかじゃないが?いやマジで。

This is 有栖川夏葉、待ってます(某歌劇ネタ)。

あとがき

自分でも何が言いたかったのか分からない文になってしまった。特に後半のグダつきは目を見張るものがあるが酒盛りの後に午前3時から書き出した文章なのでそんなもんかと思って許していただきたい。

最後に、このブログを読んでくれたなら是非実際に西城樹里をプロデュースしてみて欲しい。ふと思い立った時やミッションの消化ついででもいい。人の説明やプレイ動画で見るのと自分でプレイするのとではシナリオへの没入感が桁違いだと思う。

少なくともこのブログを読むよりは有意義な時間を約束する。

*1:上から【バッドガールの羽ばたき】、共通コミュ「ここから、アタシらしく」

*2:上から【曲がり角のランウェイ】、シーズン0、【曲がり角のランウェイ】

*3:上から「ここから、アタシらしく」、【曲がり角のランウェイ】

*4:メイド服とかは知らんが……(コミュがないため)

*5:上から【曲がり角のランウェイ】、【とびっきりジンジャー】

*6:【曲がり角のランウェイ】

*7:【夏服にWIND YOU!】

*8:https://twitter.com/tapir_K10/status/1280750814223454208